不動産の譲渡所得の税率は?
不動産の譲渡所得かかる税率というのは、売った不動産をどれくらいの期間所有していたのかということによって、次のように「長期譲渡所得」と「短期譲渡所得」とに分けられ大きく変わってきます。
■長期譲渡所得
⇒ 所有期間が5年を超える不動産を売却したときの譲渡所得です。
⇒ 税率は、所得税が15%、住民税が5%で、合計20%です。
■短期譲渡所得
⇒ 所有期間が5年以内の不動産を売却したときの譲渡所得です。
⇒ 税率は、所得税が30%、住民税が9%で、合計39%です。
このように、短期譲渡所得になると、税率は長期譲渡所得のおよそ2倍でかなり高くなります。
ちなみに、土地と建物がともに所有期間10年を超えた居住用財産(マイホーム)を売った場合には、軽減措置や買い換え特例の適用を受けることができます。 |