もうすぐ退職なのですが住宅ローンは組めるのでしょうか?
金融機関によっても異なりますが、一般的には、主な都市銀行やフラット35では、申込時70歳未満完済時80歳未満ですので、住宅ローンの申込時の年齢が70歳まででしたら大丈夫です。
よって、もうじき退職という人でも、収入基準や返済比率基準を満たしていれば、住宅ローンは組むことができます。
ただし、次のように商品によっては申込時の年齢というのは異なりますので注意が必要です。
■都市銀行の長期固定型
⇒ 60歳未満
■女性専用
⇒ 50歳未満
■疾病特約付ローン
⇒ 45歳以下
高年齢で住宅ローンを組む際には、年齢要件にマッチした住宅ローンを探すとともに、退職までの期間や退職後もライフプランに支障がないように、安心できる返済計画かどうかをシミュレーションしてみることが重要です。
ちなみに、申込時の年齢が高いと借入年数が短くなるので、収入要件の審査が厳しくなります。また、金融機関によっては、年金収入や不動産収入が年収とみなされないケースもありますので注意が必要です。
退職金を住宅ローンの一部に充てるというのはどうですか?
退職金がある程度まとまって入ることが期待できる場合には、退職と同時に退職金の一部を繰上返済に使用し、全期間固定ローンに組み替えるというのも一つの方法です。
この方法ですと、金利上昇リスクの心配をしなくて済みます。 |